2012年1月9日月曜日

ケーブルインプレッション Kimber Kable KCAG

Kimber Kable 「KCAG」の個人的なインプレションです。


しばらくの間、ステレオサウンド誌の銀線リファレンスだったこのケーブルですが、確かにリファレンスとされてきただけあって、全てにおいて高性能です。全体的に音の輪郭や立体感がしっかり表現されており、情報量の欠落などはほとんど感じられません。音の立ち上がり、立ち下がりなどは非常に早く、余分な余韻のお陰で消されていた音が現れてきますので音数が増えます。低域に関しては変えた瞬間はスリムな印象を受けると思いますが、実際は無駄な贅肉をそぎ落とされたような感じで、瞬発力に優れた低域になります。低域をまったり鳴らしたい方には向かないケーブルかもしれません。また、小口径スピーカーを使用してもともと低域があまり出ないタイプのスピーカーを使用している場合は更に細身に聴こえる可能性もありますので選択の際は注意が必要かもしれません。エージングは自分的に200時間程度で変化を感じなくなりましたが、最終的に銀線のクセは若干乗ります。中高域が華やかになる傾向がありますので、システム内のワンポイントとして使用するには良いと思いますが、銀線を使いすぎるとハイ上がりの傾向になるように思われるので注意が必要かもしれません。この上のグレードでKCTGというのがあって導線の量が倍になっているとのことでしたので、そちらなら中低域の量感が増してウエルバランスなケーブルになっていると思われます。

情報量   ★★★★☆
スピード感 ★★★★★
定位    ★★★★☆
音の抜け  ★★★★★
音の質   華やか(ボーカル帯を含んだ中高域がきらやかな雰囲気になります)


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